
異文化

~国外の飲み会事情を学ぼう!~
日本では「飲みニケーション」という言葉が存在するほど、職場における飲み会の重要性は高いです!しかし、海外において「飲み会」の捉えられ方は日本とは一味違います…
そこで今回、アメリカ・中国・ロシア・ニュージーランドの4か国の飲み会事情を比較してみました!!
(ビジネスやお仕事に関する異文化の情報を詳しく知りたい方は、こちら!!)
英会話のタメになる?!
ちょっとした

要チェックな動画は
ページ下に!!
(茶色のボタンからも飛べます!)
----------Let's GO!----------
アメリカでは、平日に外食をするより家族と過ごす時間を大切にする人が多いです。よって、ハッピーアワーなどで軽く飲食を楽しむ人はいますが、職場の人との「飲み会」をするという概念があまりなく、ランチ会やパーティーなどが主流になります。また、日本の会社の飲み会とは違い、仕事の延長線でのコミュニケーションと捉える人はほとんど見られません。
また、アメリカでは、女性がお酌するということはありません。お酌はウエーターの仕事です。
そして、アメリカでは日本以上に、公共の場で酔いつぶれることをよく思わない人は多いです。そもそも、州によっては公共の場での飲酒は禁止されており、昔は道路などで飲酒していただけで逮捕される人もいたようです。
個人主義な国ならではですね。お酒の席であっても、自己責任です。
(この内容は、東洋経済オンライン、(2015)から主に引用されていますが、一部*①:「公共の場での飲酒が原則禁止されているアメリカ(2014)と*②:The Secret History of the War on Public Drinking, (2013)からも引用しています。)
まずは、自由の国!
America

China
お次はお隣の国!
「察しの文化」を持つ日本人とは違い、「話し合い」の習慣がある中国人に誘われると、理由をきちんと述べないと納得してくれない場合が多いです。(高 揚、2019)
日本と違い、お酒を相手についであげなくても失礼にはあたりませんが、飲み会の席では、一人でお酒を飲まずに、誰か一緒に飲んでくれる人を誘わなければなりません。この時、上司や幹事の方に感謝の気持ちを伝えつつ、一緒に飲むことを誘うとよいでしょう。
また、中国の飲み会では、日本同様仕事の話をしがちです。
一番大きな違いは、中国には3種類の「乾杯」があるということです。
・「干杯」(ガンベイ)…一気飲み
・「半杯」(バンベイ)…グラスに入っているお酒を半分だけ飲む
・「随意」(スェイイー)…自分が好きな分/飲める分だけ飲む
という意味なので、(English Journal Online, 2017)中国人の方と飲む機会があればぜひ使ってみてください!

ロシアでは、職場での人の異動は頻繁にあるため、歓迎会・送別会などは基本的に行われません。開かれたとしても、社員が皆を集めて新人を紹介したり、見送られる本人がケーキなどを振舞い、見送る社員たちが一声かけたりする程度のものです。
飲み会では、仕事や会社に関する話はまずしませんし、むしろマナー違反と見なされる場合が多いでしょう。
それは、『日本人は飲み会に行っても「社員同士」の関係のままですけれども、ロシア人たちは「たまたま会社で知り合った個人同士という雰囲気に変わるよう」』(タチアナ、2013)とまで言われるほど、ロシア人は飲み会で仕事の話を持ち込みません。
飲み会というよりも、パーティーのような感覚で楽しんでいる人がマジョリティであるため、仕事とプライベートの隔離がきちんとできているお国柄と言えますね!
世界で一番広い国!
Russia



ニュージーランドについて、飲み会事情というよりは、お誘いの断り方の違いについて見ていきましょう。
断りに用いられる理由として体調不良や用事などがあり、これはどちらも大きな差はありませんが、日本とニュージーランドにおける最大の差は、その断りを受け取った相手のその直後の対応です。
特に大きく差が出たのが、「断りに対する反芻」(日本が7に対しニュージーランドは1)と「譲歩案の提示」(日本が0であるのに対しニュージーランドは6)でした。
(なお、ここでいう「断りに対する反芻」とは、相手の断りを受け入れず、それに対して反対的な意見を述べるということ、「譲歩案の提示」とは,相手の事情を尊重しつつ,かつ自分の勧誘を受け入れてもらおうとするというです。)例えば、『今日は家でゆっくり休みたい』という相手に対して、『じゃあちょっとだけ』といった案をもちかけるということが挙げられます。)
(西村史子、2007)

New Zealand
意外と日本との時差が少ない!


カルチャーショックを受けないためにも、各国の飲み会事情(ルール、断り方、日本との違い)を知り、
異文化コミュニケーションを楽しめるように準備をしましょう!!
「異文化コミュニケーション」とは、
異なる文化をアイデンティティとする人達によって
行われるコミュニケーションのことだよ

~Video~
✔
外国の方とのコミュニケーションが苦手…
自分の英語に自身がない…
✔
そんなあなた!必見です!
【実はNG?!】日本人が意外と知らない
「外国人に好まれない表現」






この動画では、日本人がつい使いがちな英語のフレーズを取り上げ、より好まれる表現に変えたものを紹介しています!日常でも使えるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください(:
参考文献
English Journal Online、(2017)『中国で「干杯」と言うと全部飲み干さないとダメ?知らないと泥酔確定「乾杯三原則」』
https://ej.alc.co.jp/entry/20170306-book-hataraku-china2
高 揚、(2019)『依頼に対する断りの談話展開に見られる配慮言語行動に関する一考察 ―日本語と中国語の対象研究の観点から―』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kotoba/40/0/40_160/_pdf/-char/ja
ケキーゼ・タチアナ(2013)『日ロ異文化遭遇の日々 ロシアの飲み会では仕事の話は禁止!』http://db2.rotobo.or.jp/members/all_pdf/m201304No.15kmr.pdf
東洋経済オンライン、(2015)『知らないと恥をかく!米国式「お酒」のマナー』
https://toyokeizai.net/articles/-/74331
Satran, J. (2014).「公共の場での飲酒が原則禁止されているアメリカ」,Huffpost
https://www.huffingtonpost.jp/2014/02/05/where-you-can-drink-in-public_n_4734963.html
Satran, J. (2013). The Secret History of the War on Public Drinking. Huffpost
https://www.huffpost.com/entry/public-drinking-laws_n_4312523
西村史子、(2007)『断りに用いられる言い訳の日英対照分析』
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8221167_po_06.pdf?contentNo=1&alternativeNo=


